戸籍と住民票の違い

戸籍と住民票の違い

戸籍と住民票は全く別物です。
それぞれ証明する内容が違います。

 

戸籍は「身分関係の証明」をするものです。

 

戸籍に登録されている人がいつ生まれたのか(生年月日)、親は誰なのか(親子関係)、結婚しているのか、子はいるのか(子との親子関係・認知)、現在生きているのかといったデリケートな個人情報が戸籍で証明されます。

 

一方、住民票は「住んでいる場所の証明」をするものです。
現在゛とこに住んでいるか、以前はどこに住んでいたのかという内容が証明されます。

 

戸籍に登録されている場所が本籍地なのです。

 

住民票には、戸籍の情報を表示することができます。
具体的には、役所の窓口で住民票を請求するときに、「本籍地・筆頭者」の表示を希望するのです。(住民票の請求用紙の記入欄に表示を希望するかしないか印をつける箇所があります。)

 

一方で、戸籍には住民票の情報が表示されません。

 

ただし、他の方法で戸籍の書類から住民票に関する情報(住所地の情報)を知ることができます。
「戸籍の附票」を発行してもらうのです。
「戸籍の附票」の役割は、戸籍と住民票の橋渡しをすることだからです。

 

--まとめ--
役所で取ることができる書類は3種類あります。
1.戸籍(本拠地のある場所の登録)
2.住民票(住所地のある場所の登録)
3.戸籍の附票(戸籍と住民票をつなぐ記録)

 

 

 

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