戸籍を手に入れる

戸籍を手に入れる

戸籍を手に入れる方法は3つあります。
@市町村の役所に本人が直接行く
A市町村の役所に郵送で手続きをする。
B市町村の役所に本人の代理人が行く

 

戸籍は、原則的には、3種類(戸籍・除籍・改製原戸籍)に分かれています。

 

市町村の役所に直接本人が行く

どこで戸籍を取るか

戸籍を取りに行く役所は、
「本籍」のある市町村の役所です

 

誰が戸籍を取ることができるか

戸籍をとることができるのは、原則、本人です。
本人以外で取ることができるのは、
@本人の配偶者
A本人の父母・祖父母・曾祖父母などの直系尊属
B本人の子・孫・ひ孫などの直系卑属

 

したがって、本人の兄弟姉妹の戸籍を取ることができません。
ただし、父母の戸籍を取ると、その中に記載されている範囲で兄弟姉妹の戸籍情報を得ることはできます。

 

直接窓口で戸籍を取るのに用意する書類

申請用紙の名称は、戸籍証明書等交付申請書、戸籍証明書等の申請書などです。

 

申請書に記載する事項

@本籍地と筆頭者
A3種類(戸籍・除籍・改製原戸籍)のうちどれなのか
B2種類(謄本・抄本)のうちどちらなのか
C窓口に来た人の住所・氏名・生年月日・押印(認印可)

 

注意点

@戸籍の発行手数料
手数料は各自治体が条例で定めています。
ほとんどの自治体で次のような額になっています。
戸籍謄本    450円
戸籍抄本    450円
除籍謄本    750円
除籍抄本    750円
改製原戸籍謄本 750円
改製原戸籍抄本 750円

 

A本人確認のための書類の提示
運転免許証・パスポートなど。写真付きのものがないとき、国民健康保険証・国民年金手帳・住民基本台帳カード・学生証などを2枚組み合わせて提示します。

 

B直系を証明する書類の添付が必要
父と本人との関係を証明する戸籍を事前に取得しておき、そのコピーを申請書類に添付しなければなりません。

 

市町村の役所に郵送で手続きをする

どこへ郵送で戸籍を取るか

書類の郵送先の名称は、「市町村の役所の窓口に本人が直接行く場合」と同じです。
郵送する封筒の宛先に「戸籍の係」としておけば良いです。

 

郵送で戸籍を取るのに用意する書類

@戸籍謄本等交付申請書
A身分証明書のコピー
B手数料分の定額小為替証書
 ※定額小為替は12種類(50円・100円・150円・200円・250円・300円・350円・400円・450円・500円・750円・1000円)用意 されています。
 一枚の発行に100円の手数料がかかります。戸籍の交付手数料を考え、必要な枚数の定額小為替を発行してもらいます。
C直系を証明する書類
D切手を貼った返信用封筒

 

申請書に記載する事項

@請求する人の住所・氏名・生年月日・電話番号
A取りたい戸籍の「本籍地」と「筆頭者」の氏名・生年月日
B取りたい戸籍の種類(戸籍謄本・戸籍抄本・除籍謄本・除籍抄本・改製原戸籍謄本・改製原戸籍抄本)と必要な部数

 

市町村の役所に本人の代理人が行く

基本的な仕組みは「本人が直接行く場合」と同じです。
異なる点は以下の点です。
@代理人に頼んだことを示す「委任状」が必要
 ※委任状には、
  委任者の住所・氏名・生年月日
  代理人の住所・氏名・生年月日
  「住民票の申請手続きについて委任者が代理人に権限を委任した」
   という一文を記入します。
A代理人の身分証明書が必要

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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